しんそう療方®とは

詳しくしんそう療方を知りたい!という方のためにに、しんそう療方について順を追ってご説明します。

何故、

・ 体の形を「 解剖学的基本の肢位 ( かいぼうがくてき きほんのしい )に直すのか

・ 手足を調整するのか

これらが理解できると、施術の効果も高まりますよ。

はじめに

しんそうロゴマーク

ロゴマークの筆で書いた漢字が中国っぽいイメージを与えるようですが、しんそう療方は生まれも育ちも日本です。中国整体、ましてや宗教ではありません。

日本人の林宗駛(はやし しゅうじ)先生が創始したものです。

ゆがんだ体の形を人間本来の体の形である「解剖学的基本の肢位(かいぼうがくてき きほんのしい)」に直すことを目的としています。

その結果肩こり、腰痛などの様々な症状が改善する、他に類をみない独自の運動療法です。

しんそう療方は不調の原因は「ゆがみ」と考えるので、これにより不調を改善し、体を自ら健康に導きます。

身と心の調和

しんそう療方には、

  • 心と身(体)はひとつのものである

という考えが根底にあります。そこで身(体)と心をくっ付けて「しん」という造語を作りました。

  • 心と身(体)を健康な相(状態)に調和させるということから、『しんそう』と名付けられました。

実際には心は捉えどころがないので、身(体)を調整して心と身(体)を健康な相(状態)に調和させます。

『しんそう』という今までにない全く新しい考え方は、既存の漢字では適切にその特質を表現できなかったのです。

健康な時の体の形は『解剖学的基本の肢位』(かいぼうがくてき きほんのしい)

では体を健康な状態に調和させるとは、具体的にどのような事でしょうか。『しんそう』は人間の体を「形」という側面から見ています。ですから、

  •  体の形を、人間本来の姿形 = 健康な時の体の形 である、『 解剖学的基本の肢位 (かいぼうがくてき きほんのしい)』に直すのです。
解剖学的基本の肢位

少し難しい言葉ですが、解剖学の本に載っている人間の体の形です。

人間の体は、重力の作用する地球環境に適応して健康に生きるめに、最適な形になっています。それがこの形なのです。

この形の時に自由自在に動け、呼吸機能や消化機能を始め、免疫力、自己治癒力など、全ての機能が正常に働き、健康で生きられるのです。

つまり人間の体の形は、地球環境の下で健康に生きるための究極の機能美であり、体の形と各機能が表裏一体の関係になっているのです。

だから、しんそうは体の形を 『解剖学的基本の肢位 』 に直すのです。そうすれば、症状にアプローチしなくても、人間の体は自ら健康に戻っていくように出来ているのです。これこそ、しんそう療方の目的です。

手足の使い方がゆがみの原因

実は 「 解剖学的基本の肢位 」 という体の形は、手足が左右からバランス良く体を支える事によって成立しています。

  • 利き手ばかり使ったり
  • 足を組んだり
  • いつも同じ手にカバンを持ったり・・・

日常生活では手足の使い方が偏っているのが現状です。すると体をを左右からバランス良くに支える事ができなくなり、体はゆがんでしまいます。

しんそう療方では、

  • 『 本来、左右対称性構造を有する体が、左右非対称性構造になる事を「ゆがみ」 と定義しています。 』

このゆがみが根本原因となり、腰痛、肩こり、膝痛、便秘・・・、様々な不快な症状が出てきます。

ゆがんだ体は地球環境に適応した状態ではないので、不調になるのも当然ですね。そのゆがみを直さず、表面的な症状を消そうとしても、解決にはなりません。

ゆがみの検査・検証手段がある。無痛でゆがみを直す

偏った手足の使い方で体を左右からバランス良くに支えられなくなったのだから、手足が左右からバランス良く支えられるように調整しよう、というのがしんそう療方の手法です。

まず、手足の左右差をしんそう療方独自の3種の検査法によって調べます。

  • 手のバンザイ
  • 足の4の字
  • 足の殿屈
しんそう療方のゆがみの検査法

今までわからなかった不調の原因が、目に見える手足の左右差となって表れます。

この検査結果に基づき、しんそう独自の技術を駆使して手足を軽く操作し、姿勢を一定に保つ体の仕組みに働きかけ、左右の手足が同じ動きになるように調整します。

手足を軽く操作するので運動療法と呼んでいます。

手足の調整の例

調整後も同様の検査法を用いて手足の左右差が改善したかどうか検証します。

  • 手のバンザイ
  • 足の4の字
  • 足の殿屈
しんそう療方のゆがみの検証法

カンや手応えのような主観的な判断ではなく、調整後に体の形が改善した事が、目に見える形で客観的に証明できます。これは施術を受ける方、施術者、両者にとって大きなメリットです。

また調整法も体の仕組みを利用し、動く範囲内で軽く動かすだけの優しい方法であり、全くの無痛です。

(この体の仕組みは解剖学という人間の体の仕組みを研究した学問に基づいており、信頼性と妥当性があります)

ですから、小さな子供からお年寄り、妊婦さんまで安全、安心して受けていただけます。

このようにマッサージ等の時間内に満足感を提供する施術とは全く異なります。体が本来の形に戻ったという明確な理由に基づいて施術を終える事が出来るのです。曲がったり、傾いた体を真っ直ぐに戻す修理と考えて頂くとわかりやすいです。

木を見て森を見ず

このように、しんそう療方は体の形を 『解剖学的基本の肢位 』に直す事を目的としています。『ゆがみ 』という不調の根本原因を取り除くので、不快な症状は自ずと消えていきます。従って対症療法ではありません。

『木を見て森を見ず』という言葉があります。

痛い所、悪い所だけを見ていても根本原因はわかりません。これに対し、しんそう療方は森全体の環境を改善する事によって、一本一本の木々を元気にしようという考えです。

西洋医学、東洋医学、整体、マッサージ、カイロプラクティック、その他の民間療法は全てが対症療法です。

症状の原因=ゆがみ を取り除き改善する事こそ、しんそう療方が他と最も異なるところです。

考え方に始まり、検査法、手法まで、全て体の形を直す事に終始一貫している、唯一無二の方法です。

しんそう池袋西口