来院の経緯
単身赴任中の父親が脊柱管狭窄症による左足のしびれ(つま先のしびれ、お尻のしびれ)で200m歩くのも辛い状況です。
父親の体を心配した息子さんが、自分の通っている整体院の先生に相談したところ、しんそう療方を勧められたそうです。
そこで最寄りの当院におみえになりました (ありがとうございます) 。
症状・痛みの場所
脊柱管狭窄症のMRI画像
初回の施術
姿勢(体の形)を見てみると、後ろ姿は右に傾き、横から見るとやや前傾しています。
手足の左右差を調べると、右膝が曲がりにくく、左手が短いです。
体全体の姿勢と手足の左右差から、右足に重心が偏って体が右に傾いているのがわかります。すると骨盤は右が下がり、左側が上がります。左の腰から足に伸びている神経を圧迫して主に左足に痛みしびれが出ているのがわかるのです。
仰向け、うつ伏せで手足を操作しましたが、特に足に痛みやしびれが出る事もありませんでした。
何事もなくお体の調整は終了しました。
手足の左右バランスが整ったので調整終了です。
もう一度姿勢を見てみると、後姿が真っすぐになりました。横から見た姿勢も真っすぐです。
特に体感上の変化は感じられませんでしたが、真っすぐな姿勢に戻ったので神経の圧迫も軽減されはじめ、快復への一歩を歩み始めました。
2~16回目の施術(週2~3回の頻度で調整)
自宅から駅まで歩いたり、駅から当院まで歩いてくる時など、左足のしびれの強さに波はあるものの、しびれが出るまでの距離が伸びたり、しびれが弱くなってきました。
ご本人様曰く『しびれが出てもブワ~としなくなった。』そうです。
お仕事などで日常生活における体に掛かる負担は日々変動しますが、体が耐えられるようになってきましたね。
このように、しんそう療方による改善では多くの場合、痛みやしびれはあるものの、先ずは動きが良くなってくるのが特徴です。
17~44回目の施術(週2回の頻度で調整)
この期間は今までとは違う変化が出てきました。
右足に痛みやしびれが出てきたのです。調整中も右足に痛みが出たり、右腰に痛みが出たりしました。
そのような時に重労働しなければならなくなりました。それに備えて事前に2日連続で体の調整を行いました。これが功を奏し、何とか体は持ちこたえました。
左足のしびれは弱くなり、調整中の右足の痛みも弱くなってきました。
正月休みがあったので1週間ぶりの調整となりましたが、休み中に左足のしびれが出ませんでした。仕事が始まりましたが、しびれは出るものの程度は弱くなりました。
これを機に調整の間隔を1週間に1回に伸ばすことにしました。
45~55回目の施術(週1回の頻度で調整)
調整中の右足の痛みはほぼなくなりました。左足のしびれもほぼなくなり、左足首まわりの痛みだけになってきました。
一時、左仙腸関節~左足太もも裏~左外くるぶしの痛みが出ましたが、それも引いていきました。
お仕事の都合で2週間調整の間隔が空きました。左足のしびれは出そうな感覚はあったのですが出ませんでした。
これを機に調整の間隔を2週間に1回にすることにしました。私は2週間に1回の調整からメンテナンスと位置付けています。めでたくメンテナンスへと移行となりました。
やっとここまでたどり着きました。本当によかったです。
55~75回目の施術(2週に1回の頻度で調整)
お仕事がかなり忙しい時期であり出張もありました。お仕事関係のゴルフにも行く機会もありました。
かなり体に掛かる負担も多かったためか、左足のしびれが出たり、左太ももの裏側の痛みが出たりしたのですが、調整をすると回復しています。
メンテナンスでその都度体をリセットすると大事には至ることなく過ごせます。これがメンテナンスのメリットです。
76回目から現在(月に1回の頻度で調整)
お仕事が忙しすぎて4ヶ月調整の間隔が空いてしまいましたが、左足がしびれて辛いという事はなかったそうです(安心しました)。
体に掛かる負担に対して、かなり耐えられるようになっています。これを機に月1回のメンテナンスとすることにして、現在に至っています。
幸い左足のしびれは出ていません。右腰の張りが出る位でおさまっています。この方は調子が良くないと前倒ししてメンテナンスを受けられます。これも良い状態を維持している要因ですね。
月1回のメンテナンスで良い状態を維持していって頂きたいものです。
代表 深澤のコメント
脊柱管狭窄症による足のしびれ、間欠性跛行という事で、改善までかなりの時間を要しましたが、無事に月1回のメンテナンスに移行出来ました。
私も精一杯お体の調整をした甲斐がありました。とても嬉しく、安心しました。
ここまで改善できたのも、ご本人様のひたむきな努力があったからです。そして良い状態が維持できているのも、『どうも調子良くないな・・・』と思ったら1ヵ月を待たずに前倒ししてメンテナンスを受けられるのも功を奏しています。
脊柱管狭窄症というと手術を受けられる方もいらっしゃるかと思います。もちろん手術で良くなる方もいるも事実ですが、良くならない方も多いです。
手術をした体は二度と元に戻すことはできませんので最終手段と考えるとよいでしょう。その前にしんそう療方を検討されてはいかがでしょうか。体に負担を掛けない優しい施術で精一杯お体の調整を刺せて頂きます。
お電話ありがとうございます、
しんそう池袋西口でございます。